空海 秘蔵宝鑰

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空海 秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)  その11

第十住心   秘密荘厳心(ひみつそうごんしん)いよいよ秘蔵宝鑰の最後の住心です。「九種の住心は自性なし。転深転妙にして皆、これ因なり」いままでの九つの住心はそれ自体は意味が無く第十住心秘密荘厳心の要因であるとしています。だから意味がなくても...
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空海 秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)  その10

第九住心   極無自性心(ごくむじしょうしん)  極無自性心(ごくむじしょうしん)の解釈に二つの旨があるとして一つ目は顕略、二つ目は秘密であるとしています。 顕略とは大海は深くスメ-ル山という山は険しく高い。虚空は広大であり芥子劫(けしこう...
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空海 秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)  その9

第八住心   一道無為心(いちどうむいしん)           又は如実知自心と名づけ 又は空性無境と名づく   この住心だけ題に対する注がつけられています。冒頭から儒教と仏教を比較して仏教の「法華経」を取り上げ天台の「止観」を論じていま...
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空海 秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)  その8

第七住心   覚心不生心(かくしんふしょうしん) 「大空は広く大きくあらゆるものを包みこみ、大海は深く澄みきってひとすくいの水にも限りないものがその中に秘められている。 このように1は無数のものの母である。」  この広大な宇宙も、もともとは...
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空海 秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)  その7

第六住心   他縁大乗心(たえんだいじょうしん) 全世界の生きとし生けるものを縁(たより)とするから「他縁」という。羊の車や鹿の車にたとえられる声聞(教えを聴聞する者)縁覚(十二因縁を観じて理法をさとる)に対するから「大」の名がある。自己も...
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空海 秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)  その6

第五住心 抜業因種心(ばつごういんしゅしん)   抜業因種心(ばつごういんしゅしん)とは縁覚乗の悟るところであり一部の縁覚の実践するところである。  (縁覚:仏教では、十二因縁を観じて理法をさとり、あるいはさまざまな外縁によってさとるゆえに...
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空海 秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)  その5

第四住心 唯蘊無我心(ゆいうんむがしん) 「ただ物のみが実在することを知って個体存在の実在を否定する。教えを聞いてさとる者の説はすべてこのようなものである。」 "ただ物のみが実在することを知って個体存在の実在を否定する。"ここだけ読んでもわ...
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空海 秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)  その4

第三住心 嬰童無畏心(ようどうむいしん) 「天上の世界に生まれてしばらく復活することができる。それは幼児や子牛が母に従うようなもので一時の安らぎにすぎない。」  冒頭で定義をしています「嬰童無畏心(ようどうむいしん)とは仏教者でない者が人間...
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空海 秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)  その3

第二住心 愚童持斎心 (ぐどうじさいしん) 「外の因縁に由って、たちまちに節食を思う。他の者に与える心が芽生えるのは、穀物が播かれて発芽するようなものである。」 因と縁のことでしょうか?何かを縁として展開しそれにはその因があったということで...
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空海 秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)  その2

第一住心  異生羝羊心(いしょうていようしん) 心の発達段階を十に分類した第一段階は、この異生羝羊心です。 この意味は「無知なものは迷って、わが迷いをさとっていない。雄羊のように、ただ性と食のことを思い続けるだけである。」としています。本文...
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