第三住心 嬰童無畏心(ようどうむいしん)
「天上の世界に生まれてしばらく復活することができる。それ
は幼児や子牛が母に従うようなもので一時の安らぎにすぎない。」
冒頭で定義をしています「嬰童無畏心(ようどうむいしん)と
は仏教者でない者が人間の世界を嫌い世の常の者が天上界を喜ぶ
心である。上は非想非々想処天という天上界の最高所に生まれ、
下は仙人の住む宮殿に住みたいと思う。」
さらに、本当の楽しみを知らないから子供「嬰童」であり畏れ
を知らない「無畏」の状態であるから悩みを逃れていることを
指しています。
この第三住心 嬰童無畏心(ようどうむいしん)から本格的な
空海得意の問答が始まります。仏教が優れた教えであり仏教が
最高の教えでありその教典とは「大日経」「菩提心論」である
としてその最後に「外道の法も亦、幻夢、陽炎に同じ。」と記
して仏教以外は夢幻でカゲロウであると決めています。
空海 秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく) その4
空海 秘蔵宝鑰

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