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空海 秘蔵宝鑰(ひぞうほうやく)  その1

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空海 秘蔵宝鑰
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 この前から空海著 秘蔵宝鑰を読んでいます。以前に同じ十住心論
を読んでいましたがとてもでないが読みこなせるものではありませんで
した。
 空海は天長7年(830年)に57歳で「十住心論」と「秘蔵宝鑰」を
書いています。「秘蔵宝鑰」は「十住心論」のダイジェスト版でしょ
うか。心を十の発達段階に分け、その一から十までに分類した空海
の思想です。
 その序で”悠々たり悠々たり”から書き出す文章は他の空海の著
作に見られないように思います。
 「悠々たり悠々たり太だ悠々たり、内外の縑緗千万の軸あり、杳々
たり杳々たり甚だ杳々たり」(ゆうゆうたりゆうゆうたりはなはだゆ
うゆうたり、ないげのけんしょう せんまんのじくあり、ようようた
りようようたり はなはだようよたり)ここでは学問の広さ深さがと
てつもなく広く深いことをいっていますが”ゆうゆうたりゆうゆうたり
、はなはだゆうゆうたり、ようようたりようようたり、はなはだよう
ようたり”の部分は空海(そらとうみ)の空の広さ海の深さをいって
いるようで実際に目を閉じて口に出していってみると広いゆったりし
た感じがします。
 この感じは遣唐使で海を渡るときの空の広さ、海の深さではないの
かと思ってしまいます。
 
 
 「生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く、死に死に死に死ん
で死の終りに冥し(くらし)」この一節は私の大変好きな言葉ですが、
この「秘蔵宝鑰」にあったのかと思いました。生きるために生まれて
きたのであり生きている、そして生きていくことこそがすばらしいの
だと空海は言っていると思いますが最初、聞いたときはよくわかりま
せんでした。最近になってやっと自分なりの解釈ですが般若心経の
心経の真言の意味
が一つ一つの問題を「超えて往く」時間
をかけて「超えて往く」、「全て超えて往く」これが心経にいう知恵の
完成でないかと考えついたとき、それが生きるということで、そのこと
がすばらしいことでないのかと思いました。
 

コメント

  1. piicats より:

    こんにちは。リンクありがとうございます。すごいブログですね。百万遍ですか・・・!わたしも車では、ずっと心経・観音経・理趣経のCDを流しています。ははは、Zですがね・・!みんな引いていますよ。信心は気持ちだけですから。これをご縁によろしくお願いします。