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空海著 般若心経秘鍵  序論 No5

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般若心経秘鍵
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序-12

「第三節 説教の場所について」

この三摩地モンは、仏、鷲峯山(じゅぶせん)に在して鶖子(じゅし:舎子仏弗弗)等のためにこれを説きたまへり。

「第四節 翻訳について」

この経についてはあまたの翻訳あり。第一に羅什三蔵の訳。今の諸説の本これなり。次に唐の遍覚三蔵の翻には、題に仏説摩訶の四文字なし。五蘊の下に等の字を加え遠離の下に一切の字を除く。陀羅尼の後に効能なし。次に第周の義浄三蔵の本題に題に摩訶の字を省き、真言の後に効能を加えたり。また、法月、及び般若両三蔵の翻には並びに序文・流通あり。また「陀羅尼集経」の第三の巻にこの真言法を説けり。経の題、羅什と同じ。

****************(訳)****************

この経についてはたくさんの翻訳がある。。第一に羅什三蔵の訳がある。。今のものは多くが鳩摩羅什が漢訳したものである。次に遍覚三蔵(玄奘三蔵)の訳には、題に仏説摩訶の四文字がない。「五蘊皆空度一切・・・・・・・・」の箇所の下に「等」の字が加えてある。(すると「五蘊皆空度一切・・・・・」となっていた)「無有恐怖遠離一切顛倒夢想」のところで一切という文字が無い。真言の後に文章が書かれていない。次に大周の義浄三蔵の翻訳には題に題に「摩訶」の字が無く真言の後に聴衆がこれを聞いて喜んだという文字が書かれている。法月、及び般若両三蔵の翻訳には序文と結びの文が就いている。また「陀羅尼集経」の第三巻にこの真言法を説いている。経題は、鳩摩羅什のものと同じである。

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いろいろな人の訳があるようですがそれ程、拘るようなことは無いと思います。

鳩摩羅什による般若心経

観自在菩薩行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子、色不異空、空不異色、色即是空、空即是色、受想行識亦復如是。舎利子、是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中無色、無受想行識、無眼耳鼻舌身意、無色声香味触法。無眼界、乃至無意識界。無無明亦無無明尽、乃至無老死、亦無老死尽。無苦集滅道、無智亦無得。以無所得故、菩提薩埵、依般若波羅蜜多故、心無罣礙、無罣礙故、無有恐怖、遠離一切顛倒夢想、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。故知般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦真実不虚。故説般若波羅蜜多呪、即説呪曰、羯諦羯諦、波羅羯諦、波羅僧羯諦、菩提薩婆訶、般若心経。

玄奘三蔵による般若心経

観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五蘊皆空度一切苦厄舍利子色不異空空不異色色即是空空即是色受想行識亦復如是舍利子是诸法空相不生不灭不垢不净不增不减是故空中无色无受想行識无眼耳鼻舌身意无色声香味触法无眼界乃至无意识界无无明亦无无明尽乃至无老死亦无老死尽无苦集灭道无智亦无得以无所得故菩提薩埵依般若波羅蜜多故心無罣礙無罣礙故無有恐怖遠離顛倒夢想究竟涅槃三世諸佛依般若波羅蜜多故得阿耨多羅三藐三菩提故知般若波羅蜜多是大神呪是大明呪是无上呪是無等等呪能除一切苦真実不虚故説般若波羅蜜多呪即説呪曰羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶般若心経

般若心経サンスクリット原文

अवलोकितेश्वरो बोधिसत्त्वः गम्भीरं प्रज्ञापारमिताच्छ्रुत्वा चार्यावलोकित्स्य विमोक्षाय सम्बोधयति। एवं चार्यावलोकित्स्य प्रज्ञापारमितामाश्रितः विज्ञानावतां विद्यां चायां वदेत्।

तस्य शारीरम् अवधार्य चतुर्विंशतिसहस्राणि मनोविज्ञानानि समानानि असि। सर्वधर्माः शून्यत्वाता लक्षणा अनुत्पादा अनिर्द्धा अमला अशल्या अविच्छिन्ना अनेकान्ता अनचाला अनवरणा अनापत्रा अनश्रवणा अधाराया अध्वरसंगता।

तथागतो भगवान् अस्ति अर्हति सम्यक्सम्बुद्धः विज्ञानचक्षुः सम्प्रसारयितुकामः। सर्वदेवमनुष्येषु जगति सम्प्रसारयति। सर्वसत्त्वप्रवरणाय विद्यां चायां प्रच्छरति। तस्य बोधिसत्त्वस्य अवलोकितेश्वरस्य एवं चार्यावलोकित्स्य प्रज्ञापारमितायामाश्रिते विमोक्षाय विज्ञानावतां विद्यां चायां वदेत्।

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