JUGEMテーマ:学問・学校
閻済美は最初全く国使というのを信用せず空海一行を
海賊扱いし乗組員一行を引きずり出して砂浜の上に座ら
せ船は封印します。大使の藤原葛野麻呂(ふじわらかど
のまろ)も何度も「我々は日本国の国使である」と手紙
をかいたようですが閻済美は黙殺したようです。藤原葛
野麻呂(ふじわらかどのまろ)も桓武天皇の側近ではあ
り平安の教養人ではあったはずですが閻済美はその文章
から信用しなかったののかもしれません。
一行は海賊扱いで砂の上に座らされており昼の暑さと
夜の寒さは耐え難きものがあったと思います。
ここで空海が大使の藤原葛野麻呂に代わって書くこ
とになるのですがこの辺りからが管理人が思う空海の
魔術師たるゆえんです。
空海が当代きっての知識人であることは同船の橘逸
勢は知っていたと思います。また橘逸勢は「空海、お
前が書いてやれ」と言ったことでしょう。しかしここ
で空海が大使の藤原葛野麻呂に「お恐れながら私が書
きましょう」とは言わなかったと思います。言ったと
すれば、その場面が記録のどこかに出てくることでし
ょう。というのは日本後紀に藤原葛野麻呂の文章がこ
の遣唐使の記録として出てくるからです。
この日本後紀は正式な朝廷への記録でありここで
当時無名の僧が登場するとも思えません。


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