以前、子供のゲ-ムか何かを買いに出かけた時に
ディスカウントブックの店でこの村上もとか原作
「Jin 仁」の劇画を偶然見つけて読みました。
なども私の好きなものでした。
書店で見たのは単行本の1,2巻でした。
内容は現代から幕末の日本にタイムスリップした
外科医が現代の医学を用いて人を救う内容です。
幕末の坂本龍馬や勝海舟そして医者では高名は
緒方洪庵、松本良順など今なおその名を聞く人が
登場します。
テレビで放映されたのは、ちょうどNHKの龍馬
伝なども終わった事もあったねらい目だったのかも
わかりません。
私が感動したのはどの時代でも親子、男女の情愛
人と人とのつながり、生活の基本はいつの時代でも
変わることのない同じものであるのだと思いました。
たった100年と少しでインタ-ネットでは一瞬で
大量な情報がやりとりでき電気、ガス、自動車のおか
げで私たちは便利にそれが当たり前のように暮らしてい
けるようになりました。
電気もガス無い時代に手術器具の作成からその当時
の「常識」とされていることはことへの意識の転換は
人を狂わすかもしれません。
抗生物質ペニシリンは戦後日本で普及しました。ほんの
50年程度まえの事です。現在はペニシリンでも何種類も
あるそうですがテレビで開発していたのは天然ペニシリン
と呼ばれる薬剤の開発だったのだろうと思います。
理論的には出来るのでしょうけど、これはたいていの
人は諦めてしまうだろうと思います。多くの現代人なら
イギリスのフレミングが青カビからペニシリンを発見した
ことを知っています。しかしこれをいかに医者であろうと
自ら製造してみようとは思わないと思います。しかし原作
者の村上もとか氏は主人公の南方仁の恋人の女性が「私、”
できない”ということが嫌いなの」と実験的に天然ペニシリ
ンの作成レポ-ト示して主人公に言う場面があります。
これが原作者の主張なのだと思いました。「できない」
「無理だ」「前例がない」こうは言わせない。「やってみな
ければ分からない」ということでしょうか。 運命も時間と
ともに変化しているのだと思います。船に乗っていれば
その人自体は船の中にいて船の中では常に固定した状況の
中を動いているのかも知れません。しかし地球が自転して
時間の中を進んでいるように船は常に動いていて違う状況の
中を進んでいます。どうとらえ行動するかはその人の思い
なのだと思いました。映画「JIN」では多少”遅れた”時代に
やってきたといういくらか上から見た設定になっています
が、本当の所は現代の今の人が”今、あなたにとって一番
大切な事は何ですか?”と問うているように思いました。
それと”命(いのち)”が何よりも一番大切な事なのだという
事を思いました。古事記に出てくる神様の何々の命(みこと)
というのはきっとこの意味での命(いのち)ということでは
ないのかと思いました。


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