空海著 秘密曼荼羅十住心論

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空海著 秘密曼荼羅十住心論

空海著 秘密曼荼羅十住心論 9 大章序 No 7

ところで、以上のような第八、第九の二つの宮はただ家屋の中の雑草を刈り取っただけで、まだ地中に埋まっている宝蔵を開いてはいない。むなしく大海の塩味をなめているだけで、誰が竜宮城の宝珠をわがものとすることができようか。浅きより深きにいたり近きよ...
空海著 秘密曼荼羅十住心論

空海著 秘密曼荼羅十住心論 8 大章序 No 6

だから如来はひとまず人間界・天上界の教えを与えて極苦の人々を救うのである。声聞と縁覚との教えによって至ったところはきわめて小さな城であるといえ、地獄などの迷いの世界に較べれば既に火災中の家屋からは脱出したことになる。だから、如来はかりにかり...
空海著 秘密曼荼羅十住心論

空海著 秘密曼荼羅十住心論 7 大章序 No 5

如来は そのような無知な者をあわれまれて、その帰るべき道をお示しになったのである。帰り道には、まっすぐなものもあれば、曲がったものもある。乗り物にも、遅い車もあれば、速い車もあれば、速い車もある。牛や羊などの車は、うねりにしたがってゆっくり...
空海著 秘密曼荼羅十住心論

空海著 秘密曼荼羅十住心論 6 大章序 No 4

生ける者たちは迷っているために、帰るべき我が家を知らないから、時刻や餓鬼や畜生の世に沈んで四種の生あるものに生まれ変わり死にかわりしてさまよい苦しんでいる。苦しみの原因を知らないので、本来の世界に帰る心にがもてない。
空海著 秘密曼荼羅十住心論

空海著 秘密曼荼羅十住心論 5 大章序 No 3

いわゆる重罪とは(殺・盗・邪淫・虚言)四重と(出家の女子の場合、愛欲の心で男子とふれあうこと・愛欲の心をもった男子に手をにぎられるままにすること・他の出家の女子が重罪を犯したのを隠すこと・教団から指弾された出家の男子につき従うこと)八重と(...
空海著 秘密曼荼羅十住心論

空海著 秘密曼荼羅十住心論 4 大章序 No2

心の病を治す方法は仏がよく説かれている。その経典は五蔵とよばれる真理の教えである。すなわち五蔵とは経と律と論と般若と陀羅尼などの教えである。これらの五蔵は牛乳がもつ5つの味にたとえられる。乳と酪と生酥(軽くてほろほろ崩れる食感の焼き菓子のよ...
空海著 秘密曼荼羅十住心論

空海著 秘密曼荼羅十住心論 3 大章序 No1

帰るときは車と道による。病気を治す時は薬と処方による。病気の原因は無数にあるので治療の薬も1種ではない。家に帰るのも遠近もあり道も車もいろいろである。4百もある病気は地・水・火・風からおこり8万の煩悩は貪・瞋・癡がもとである。体の病気は6種...
空海著 秘密曼荼羅十住心論

空海著 秘密曼荼羅十住心論 2 帰敬序 No2

乾漆・鋳造・木彫で仏・菩薩を示した羯磨曼荼羅の仏・菩薩との宇宙を構成している地・水・火・風・空・識とこれらによって構成されている宇宙は分け隔てなく法身の大日如来は行者の身体・言葉・心の働きに具わっていて虚空に満ち数えることができないほど数限...
空海著 秘密曼荼羅十住心論

空海著 秘密曼荼羅十住心論 1 帰敬序 No1

婀・尾・羅・呴・欠(あ・び・ら・うん・けん)は秘密の心理の世界と舸・遮・吒・多・婆・壄(きゃ・しゃ・た・た・ば・や)という知恵の世界と咿・汗・哩・嚧・翳(い・う・り・ろ・え・い)の瞑想の世界と大日如来の五輪の塔と宝幢如来の幢(はた)と開敷華...
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